こんにちは、おめめ(@omepachi)です。
実は私、引っ越しマニアなんです。
実家を出て8年で7回引っ越ししてます。
引っ越し費用の無駄ですね〜。でも好きなんです、引っ越し…。
衝動性発揮しまくって、はい来月引っ越しまーす!なんてこともよくありました。
これから一人暮らしを始める方はたくさんいると思います。
マンションを契約したところで、契約について少し確認しておきませんか?
引っ越しマニア&元不動産屋勤めとして、覚えておくといいマンションの知識についてお話しします!
契約書はちゃんと目を通しておこう
私は説明書類を読まずに突っ走るタイプです。
もちろん不動産の契約書なんて読んだことがありませんでした。そう、不動産屋に勤めるまでは…。
契約書と重要事項説明書
賃貸を契約した際、管理会社などから
- 賃貸借契約書
- 重要事項説明書
が発行されます。
「賃貸借契約書」とは?
「賃貸借契約書」とは契約書という名の通り、この部屋を借ります!という契約の書面です。
借りますよ〜という本人や保証人の署名や連絡先の記入、印鑑が押してあります。
この賃貸借契約書は借主用と借主用に2部作成します。
「重要事項説明書」とは?
「重要事項説明書」とは物件の内容や取引の条件について必要な情報が記載されています。
この重要事項説明書について借主に説明するのは、国家資格の宅地建物取引士を取得している人でなければいけません。
それほど契約に重要なことが記されているので一度は目を通しておきましょう。
よく勘違いされている「契約期間」
賃貸物件を借りるとき、初めに「○年契約」と契約しませんでしたか?
よく目にするのは2年契約。

2年契約ってことは、2年未満で退去するとお金がかかるんだよね?
はい!それは認識が違います!!
確かに、契約期間というものは存在します。
契約期間がいつからいつまでなのかは「賃貸借契約書」に記載されています。
次に、「重要事項説明書」を見てみましょう。
「契約の解除に関する事項」という項目があると思います。
私の契約の解除に関する事項の項目には
「借主は契約期間内であっても1ヶ月前の書面による予告をもって解約を申し出ることができます。」
と書いてあります。
つまり私の場合、退去日の1ヶ月前までに「引っ越します!」という旨を書面で伝えていれば2年経っていなくても退去できるということなんですね。
違約金は発生するの?
一番気になるのが違約金問題。
引っ越しってただでさえお金がかかるので、余計なお金は払いたくないですよね…。
それでは引き続き「重要事項説明書」をチェックします。
「違約金に関する事項」という項目を見て見ましょう。
私の違約金に関する事項には
「1年未満で解約の場合、短期解約違約金として賃料等の1ヶ月相当分を支払う。また、1ヶ月前の解約告知を怠った場合、違約金として賃料等の1ヶ月相当分を支払う。」
と書いてあります。
つまり、契約日から1年未満で退去する場合と、1年以上経過していても1ヶ月前までに退去の告知をしなかった場合は違約金が発生する、ということです。
家賃は前払いなのか、後払いなのか
退去する際に気になるのが、家賃をいつまで払うのか。家賃を前払いしているのか、後払いしているのか気になるところ。
賃貸借契約書の賃料について書かれている項目を確認します。
私の賃貸借契約書には
「乙は毎月末日までに翌月分の賃料、共益費を支払う。」
と書いてあります。
つまり家賃は前払いしているということ。
私の場合は、退去する際、退去月の前月末に支払う家賃が最後ということになります。
契約書をしっかり読んで快適なマンション生活を
賃貸借契約書や重要事項説明書には、契約についてとても大切なことが記載されています。
入居する前にしっかり把握していたいですね。
退去に関しての知識は意外と勘違いしている人も多いので、余計な苦労をしないよう確認しておきましょう。