快適ひきこもりニート生活

適応障害で退職し傷病手当で生活を送る引きこもりニート(アラサー)。発達障害(ADHD、ASD)当事者で精神障害者手帳3級所持。万年体調不良。オタク気質でイラスト描いたりもします。

視覚障害者がR-1優勝!発達障害は笑いに変えられるのか?

f:id:omepachi:20180308162212j:plain

こんにちは、おめめ(@omepachi)です。

 

私は普段あまりテレビを見ないのですが、たまたま彼氏がテレビを付けっ放しにしていた時にR-1グランプリが放送されていました。

今回のR-1グランプリで優勝したのは、ほぼ全盲白杖芸人さん

「目が見えてない」という言葉を聞いて、身体と精神の大きな溝はあれど、同じ「障害者」として非常に興味が湧いて見入ってしまいました。

障害者とかそんなこと以前にかなり喋りが上手

そんな障害者の方がR-1グランプリで優勝したことで、勇気をもらった障害者の方もいるんだろうなーと思ったり。

 

でも、待って…。

もしこの芸人さんが身体障害者じゃなくて精神障害者だったら…?

しかも発達障害だったりしたら批判の嵐では…?

 

ということで不謹慎かもしれないけど、発達障害当事者の私が発達障害芸人について考察してみる。

 

 

 R-1グランプリ勝者 濱田祐太郎さん

2018年のR-1グランプリ勝者は、ほぼ全盲濱田祐太郎さん。濱田さんの漫談はかーなり引き込まれます

R-1の様子についてはこちら↓↓

youtu.be

youtu.be

喋りがすごく上手なのに加え、健常者が普通に生活していたら分からないであろう、視覚障害者ネタ。しかも笑える。

多分、世間の障害者へのイメージって「かわいそうな人」とか暗いイメージだと思うんです。身近に障害者がいないと特に。

実際自分が障害者になるまで、私もそんなイメージを抱いていましたし。

 

そんな「健常者にとって笑ってはいけない障害者の日」を笑いに変えてしまっているのがすごい!

動画の最初の方では、観客が笑っていいのかどうか迷っているシーンがあります。

確かに、自虐ネタに近いネタも多数あるので、すごーく際どいですよね。もしかしたら、濱田さんのネタを不快に思う障害者の人もいるかもしれない。

 

でも濱田さんのネタは「視覚障害者であること」を最大限に活かしています

他の健常者の芸人さんには真似できない、強い武器です。世間の障害者への暗いイメージが少しは変わったんじゃないでしょうか。

 

これからの濱田さんの活躍に期待です。

きっと番組制作側は障害者扱い慣れしていない人が多いと思うので、どういった配慮がされるのかなど課題はたくさんありそうですが。

 

身体障害者じゃなく、精神障害者だったら…?

タラレバ話はあまり好きではありませんが、R-1グランプリを見ていてどうしても思ってしまったんです。

同じ障害者でも身体障害者じゃなくて精神障害者だったら…?

 

同じ障害者と言っても身体と精神にはかなり大きな溝があると思うんです。

例えるなら、同じ哺乳類のネコ科とイヌ科、みたいな。両者の就職状況などを見ていても差は歴然。

 

やっぱり、身体障害者に比べて精神障害者への世間のイメージってよくないと思います。

どうしても精神疾患発達障害は「甘え」に見られがち。

発達障害なんて特に難しいですよね。特性を説明しても「気にしすぎ」「みんなそうだよ」と言われるのはお決まり。

 

「実は精神障害者でした」というパターンはあっても、発達障害を売りにした芸人がいたらどんな感じなんだろう…。

 

 

発達障害あるあるを言ってみる

発達障害を果たして笑いに変えることはできるのか…?

ネタにできるとするなら、やはり「発達障害あるある」。

私もよくハッシュタグをつけてツイートしています。ツイッター発達障害界隈ではよく見かけますよね。

発達障害あるある、ADHDあるある、ASDあるあるなど、見ていると「わかるー!!w」ってなります。

 

しかし当事者にしか伝わらない。 

 

もしこの発達障害あるあるを健常者に披露したとしましょう。笑いが起こると思いますか…?

絶対的に笑いは起こらないと思うんです

 

「自虐ネタで笑えない…」レベルではなく、「誰でもあることだろ…」「なんでそんなこともできないの?」「空気くらい読めよ」「アスペw」「こいつ嫌い」で終わると思うんです。

 

まず、発達障害は困りごとや困り感が健常者に伝わりにくい

伝わっていない段階で「あるあるネタ」を披露しても、根本が伝わっていないので疑問や嫌悪感しか生まれないと思う。

 

あと、見ている当事者たちは健常者の反応にヒヤヒヤしそう…。

 

発達障害あるあるはただの身内ネタ

ということにたどり着きました。

 

日常生活においてもそうですよね、発達障害あるあるは健常者に伝わらない

それを大勢の前で披露したところで反応は同じではないのでしょうか。

 

当事者のイベントとかでは絶対ウケる

発達障害あるあるはただの身内ネタ」と前述しましたが、ならば「発達障害当事者にはウケる」のでは?

現にツイッターでもハッシュタグで検索すればいろいろな「あるある」ツイートが見られます。

当事者向けのイベントオンリーでの「発達障害芸人」はおもしろそう。共感の嵐だろうなー。

かなり活動範囲が限られますが…。

 

発達障害同士、仲良くしよう…

かなり独断と偏見で考察してみました。

やっぱり私は発達障害者あるあるは身内ネタだと思います。

 

もし私が何かミスしたとき、彼に「発達障害の特性でちゃった⭐︎」と言ったら嫌な顔をするのが目に見えています。

私たちの「あるある」で被害を被っている人がいるのも事実

 

その分、発達障害当事者と分かり合える部分は、健常者より多いと思います。

私はツイッターで「あるあるネタを言える友達」がいることで救われていると思います。

健常者には分かりえない部分を、発達障害当事者同士で分かち合っていけるといいですね。